ゼブラフィッシュの活用
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GFP遺伝子をレポーターとして接続し、プロモーターやエンハンサー領域の 遺伝子発現制御活性を解析する方法。生じるGFP発光の強度や特異性を観察・ 測定します。生体のまま解析できることと試薬等の投与が必要ないことが長 所。胚や幼魚が透明なゼブラフィッシュに適用すると、動物個体レベルの遺伝 子発現プロファイルが明瞭に解析できます。 イラストは、筑波大学芸術専門学群・福田藍さんの作品を一部改変したものです。 |
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受精後24時間以降の後期胚になると、目や皮膚に色素が沈着して、完全に透明さではなくなりますが、メラニン形成阻害剤1-phenyl 2-thiourea(PTU)を飼育水にいれると透明なまま育ちます。薬剤処理を避けたい場合には、albino系統等を用いれば、初期幼魚までなら透明です。 |